J1第17節で元スペイン代表3選手が2ゴールずつを記録

　6月30日にJ1第17節の7試合が開催され、計31ゴールが生まれる波乱に満ちた1日となった。そのなかで話題を呼んでいるのが、元スペイン代表の3選手だ。ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタとFWダビド・ビジャ、サガン鳥栖のFWフェルナンド・トーレスはそれぞれ2得点を記録し、チームを勝利に導いている。

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　神戸は名古屋グランパスと対戦し、前半27分にビジャが先制点を挙げると、後半18分と24分にイニエスタ、同35分にビジャがゴールを決めて5-3の勝利を演出。清水エスパルスと対戦した鳥栖は1-1で迎えた前半16分にトーレスが勝ち越しゴールを挙げ、さらに4分後にもトーレスが追加点を奪取して4-2の勝利を収めている。

　海外スポーツメディア「BeSoccer」は「イニエスタ、ビジャ、トーレスのスペイン人3選手が日本で揃って2ゴール」と見出しを打ち、その活躍に言及。「全員が2ゴールずつを記録。スペイン人たちはJリーグでクオリティーを見せ続けている。今回は神戸が名古屋を、鳥栖が清水を撃破した」と伝えている。

　ビジャについて「俊敏性、スピード、ずる賢さ、パワー、そして狙いの良さ」がゴールを生み出したと称賛し、「イニエスタも置き去りにはされなかった」と“アベック弾”に注目。さらにトーレスは4分間で2得点を挙げた効率を指摘し、「サガン鳥栖の最もスマートな選手だった」と絶賛した。

　世界的スターたちが、額面通りのハイレベルな活躍を見せた6月30日のナイトゲーム。今後のJ1リーグ戦も引き続き、世界から注目を集めそうだ。