マンU英雄ルーニーが考える“最高の監督”は? 「驚きのナンバーワン」に英紙注目
ファーガソンではなくファン・ハールを指名 「敬服する。他に見たことがない」
MLS(メジャーリーグサッカー)D.C.ユナイテッドの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、これまでサー・アレックス・ファーガソン氏やジョゼ・モウリーニョ氏など数多くの名将と呼ばれた監督の下でプレーしたきた。そのなかで「最高の監督」と感じているのはルイス・ファン・ハール氏だという。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
ルーニーは2004年から17年までユナイテッドでプレーし、チームのキャプテンを務め、クラブ史上最多得点記録も更新した。イングランド代表の歴代最多得点記録も保持する正真正銘のレジェンドは、そのキャリアで多くの名将から指導を受けてきた。
エバートンでは後にユナイテッドで再会を果たすデイビッド・モイーズ氏、ユナイテッドではファーガソン氏やモウリーニョ氏、ファン・ハール氏とその時代を代表するような指揮官とともに戦ってきた。また、イングランド代表でもスベン・ゴラン・エリクソン氏やファビオ・カペッロ氏などの下でプレーした。
そのなかでも、ルーニーが“ベスト”だと感じているのは、オランダ人監督のファン・ハール氏だという。
「一緒に働いたなかでは、ファン・ハールが断トツで最高の監督だよ。100%だ。彼の戦術的スキルや準備の方法、洗練されたディテールへの配慮、あれはアメージングだった。敬服するよ。他に見たことがない」
ルーニーはこのように語った。「ミラー」紙はこのチョイスについて「マンチェスター・ユナイテッドの英雄ウェイン・ルーニー、驚きのナンバーワンはアレックス・ファーガソンではなくファン・ハール」と報じた。
ユナイテッドでの実績ではファーガソン氏に軍配が上がるだけに、意外なチョイスに映るが、両者の間には当時から確執も伝えられていた。ルーニーにとっては、その後にやってきたファン・ハール氏こそが“最高の指揮官”として印象に残っているようだ。
[ftp_del]
>>【PR】「DAZN」で観られるコパ・アメリカ2019 試合日程はこちらから
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)