なでしこJ撃破のオランダ、準決勝進出! “欧州対決”制して東京五輪の出場権も獲得
欧州では今大会の上位3チームが出場権獲得 オランダは初の五輪出場へ
フランスで開催されている女子ワールドカップ(W杯)は現地時間29日に準々決勝イタリア対オランダが行われ、ラウンド16でなでしこジャパン(女子日本代表)を破ったオランダが2-0の勝利。準決勝進出を決めるとともに、東京五輪の出場権を獲得している。
オランダはラウンド16で日本と対戦。1-1で迎えた試合終了間際にPKで決勝ゴールを奪取。同国史上初のベスト8に駒を進め、イタリアとの対戦が決定していた。
来年行われる東京五輪に向けて、欧州では今大会の欧州上位3チームに出場権を与えるというレギュレーションとなっている。先にイングランドが1番乗りを果たしており、今カードの勝者は自動的に出場権獲得という状況だったが、オランダもイタリアも五輪は未経験。“初出場”を懸けた一戦となった。
試合は前半を0-0で終えると、後半25分にオランダが試合を動かす。左サイドのFKからFWビビアン・ミーデマがヘディングシュートを決め、均衡を破った。勢いに乗るオランダは10分後の同35分にも、再びセットプレーから今度はDFファン・デル・フラフトが決めて2-0。その後は落ち着いて試合を進め、史上初のベスト4進出と五輪出場を決めた。
ラウンド16では紙一重の差で日本を上回ったオランダ。“欧州対決”でその実力を証明する完勝を挙げ、躍進を続けている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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