PSGの“悩みの種”に? 神童ムバッペ、現行契約延長の意思なしとスペイン紙報道
現行契約は2022年まで PSG会長は“非売品”を強調も…
今後のサッカー界でのナンバーワンプレーヤー最有力候補と言えば、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペだ。レアル・マドリードを筆頭に移籍の噂が絶えないなかで、本人はPSGとの現行契約を延長する意思はないとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
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ムバッペはモナコ所属時の2016-17シーズン、チームをリーグ・アン制覇、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4に導く大活躍を見せ、PSGへと移籍を果たした。18歳にしてフランスの絶対王者に入団したが、ここで問題となるのは、同じ2017年夏のタイミングで加入したブラジル代表FWネイマールの存在だ。
同紙によるとネイマールがスーパースターとして君臨している事実もあり、ムバッペがチーム内で十分な責任を与えられていないと考えているという。それもあってかムバッペはPSGと2022年までの契約を結んでいるものの、それを延長する意思は現時点でないのだという。
これはPSG側にとっては悩みの種だ。ムバッペには天文学的な額の違約金を設定していると言われているが、契約が終わりに近づけば近づくほど減額されていく。もし2022年まで同じ状況が続いてしまえば、最悪の場合は“移籍金ゼロ”でムバッペを失う可能性まで出てくる。
PSGのナセル・アル=ケラフィ会長は、ムバッペは“非売品”だという意向を示しているものの、契約延長に関しては選手側が主導権を持っているとも言える。
レアル贔屓で知られる「マルカ」紙らしく「レアル・マドリードはムバッペを(レアルの本拠地である)サンチャゴ・ベルナベウに連れてきたいと考えているが、PSGができるような高額オファーができない。しかし、それはムバッペにとって重要ではない。彼は優勝やタイトル、個人タイトル、スポーツ的な成功のために努力している」と常勝軍団であるレアル加入のメリットを説いている。
希望的観測があるとはいえ、スーパースターを欲するレアルとしては、ムバッペは飛び切りの存在だ。今夏の移籍市場で加入が実現する可能性は低そうだが、これから数年の動きからは目が離せなくなりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)