上昇ムードのアルゼンチン、宿敵ブラジルとの4強へ 「素晴らしい試合」とスペイン紙期待

先制点を決めたマルティネスが歓喜爆発【写真:Getty Images】
先制点を決めたマルティネスが歓喜爆発【写真:Getty Images】

コパ・アメリカ準々決勝でベネズエラに2-0勝利 連動性ある攻撃も披露

 アルゼンチン代表は現地時間28日、コパ・アメリカ(南米選手権)準々決勝ベネズエラ戦に臨み、FWラウタロ・マルティネスのゴールなどで2-0と勝利。ブラジルの待つ準決勝へと進出した。

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 グループリーグでは初戦のコロンビア戦で0-2の完敗を喫し、苦しいスタートとなったものの、2位通過でベスト8に進出。エースのFWリオネル・メッシやマルティネス、FWセルヒオ・アグエロを先発起用した。

 グループリーグでブラジルとスコアレスドローを演じるなど侮れない存在のベネズエラに対し、アルゼンチンは前半10分に早速試合を動かす。右CKの流れからペナルティーエリアやや右でアグエロがシュートを放つ。ゴール前に飛んだボールに対して、反応したのはマルティネス。軸足の後ろを通す技巧的な一撃で、アルゼンチンが先制に成功した。

 1点リードで前半を折り返したアルゼンチンは、後半2分にも裏に抜け出したマルティネスがポスト直撃のシュートを放つなど、得点の匂いを感じさせる。ただベネズエラにもサイドを起点にした攻撃を許し、同25分には裏を取られたDFロナルド・エルナンデスに痛烈なシュートを放たれたが、アルゼンチンGKフランコ・アルマーニが鋭い反応でストップした。

 次の1点がどちらに入るかが焦点となるなかで、アルゼンチンが底力を見せたのは同29分だった。MFロドリゴ・デ・パウルが右サイドをえぐり、中央でパスを受けたアグエロが痛烈なシュート。相手GKがセーブしきれなかったところに、詰めたのはMFジオバニ・ロ・チェルソ。力強く蹴りこんだ一撃で、喉から手が出るほど欲しかった追加点をゲットした。

 メッシはこの日、ゴールはなかったものの、好プレーを見せる局面があったとともに、周囲が連動する場面も見受けられた。スペイン紙「マルカ」公式ツイッターも、 「ブラジルとの準決勝だ! 素晴らしい試合が待ってるぞ!」と、ベスト4で実現したビッグマッチへ期待感を煽っている。チーム状態が上向きのなかで、永遠のライバルであるブラジルとの一戦は白熱必至となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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