バイエルン、英代表の新鋭FWに“減額”オファーも却下 本人は“ロベリー”後釜希望か
アキレス腱負傷中のチェルシーFWハドソン=オドイに今夏もアプローチ
マンチェスター・シティのドイツ代表MFレロイ・サネ獲得が今夏の優先事項となっているバイエルン・ミュンヘンだが、継続的にオファーを送っているチェルシーのイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイのことも忘れていない。ドイツ紙「ビルト」によれば、同クラブは今夏も改めてオファーを提示。引き続き、同選手獲得の意志を示している。
ハドソン=オドイ獲得に向け、冬の移籍市場でチェルシーに4度オファーを送っていたものの、すべて却下されていたバイエルン。しかし、チェルシーの“ワンダーキッド”を諦め切れないバイエルンは今回、移籍金2500万ユーロ(約31億円)を提示した。ただし、その額は以前の4000万ユーロ(約49億円)から大幅ダウン。これには、同選手が4月からアキレス腱の怪我で離脱しており、復帰時期が確定していないことが関係しているという。
これに対するチェルシーの答えはもちろん「ノー」。ハドソン=オドイを手元に残したいというクラブの方針に変更はなく、2020年で契約を満了する同選手に対し、新たに5年契約のオファーを提示する意向のようだ。
バイエルンのハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)はハドソン=オドイ獲得に熱心で、年明けには「どうしても彼を獲得したい」と明言。今後さらに成長する有望株だとし、「バイエルンにフィットする選手だ」とそのクオリティーを称えていた。「ビルト」によればハドソン=オドイも以前と変わらずバイエルン移籍を希望しており、元オランダ代表MFアリエン・ロッベンと元フランス代表MFフランク・リベリーが去った後のウイングポジションを埋め、主力として定着することを望んでいるという。
ただ、チェルシー新指揮官候補の最右翼であるダービーのフランク・ランパード監督は、生え抜きの選手を重視するタイプ。同氏が監督に就任した場合はハドソン=オドイのチーム内での序列が上がる可能性もあり、新監督が誰になるかで同選手の選択にも影響が出てきそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)