C・ロナウド移籍は「みんなを幸せに」? レアルMFが証言「彼は新しい経験を望み…」
レアルMFクロース、「レアルはたくさんのお金を稼いだ」としてチームの決断を支持
レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースは、昨夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへと移籍し、チームが苦しんだことを驚いてはいないと認めたうえで、「みんなを幸せにした」とチームの決断は正しかったと主張した。
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2018-19シーズンのレアルが散々なシーズンを送ることとなった理由に、9年間で公式戦438試合に出場し、451ゴールという驚異的な記録を残していたロナウドの移籍が挙げられる。チームを何度も救っていたゴールゲッターを失ったことで、レアルは得点力不足に陥りリーグ戦は3位でフィニッシュ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に関してもベスト16で涙を呑むことになった。
一方、1億ユーロ(約123億円)でユベントスに移籍したC・ロナウドは、リーグ戦で21ゴールを奪取。年間最優秀選手賞を受賞し、チームは前人未到のリーグ8連覇を成し遂げるに至った。
彼の移籍によって大きな影響を受けてしまったレアルだが、ドイツ紙「ビルト」のインタビューに答えたクロースは、ロナウドの移籍後にチームが苦しんだことは驚いていないと認めつつ、クラブにとって正しい決断だったと主張している。
「クリスティアーノ・ロナウドのように、たくさんのゴールで試合を決めていた選手がチームを抜ければ、それは奇妙な感覚に襲われるだろう。しかしながら、彼の移籍はみんなを幸せにした。彼は新しい経験を望み、レアルはたくさんのお金を稼いだんだからね」
ロナウドの移籍によって苦難のシーズンを過ごしてしまったレアルだが、今夏の移籍市場では彼が残した移籍金などを使って即戦力を補強。来季のレアルが優勝争いを演じることができれば、クロースの言うように「みんなを幸せにした」と振り返ることができるだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)