「壮観なセーブ」 PK戦勝利のブラジル、GKアリソンに称賛の嵐「ヒーロー」「違いを作る」

ブラジル代表GKアリソン【写真:Getty Images】
ブラジル代表GKアリソン【写真:Getty Images】

ブラジルはコパ・アメリカで“鬼門”となっていたパラグアイとの準々決勝を突破

 2007年大会以来12年ぶりのコパ・アメリカ制覇を目指すブラジルは現地時間27日に準々決勝でパラグアイと激突し、PK戦の末に勝利。“鬼門”を突破してベスト4に名乗りを上げた。勝利の立役者となったのはGKアリソン(リバプール)だ。重要なセーブを連発した守護神には各国メディアから称賛が届いている。

 開催国のブラジルはグループAを順当に首位通過し、決勝トーナメントに駒を進めた。対するパラグアイはグループBで2分1敗と勝利がなかったものの、グループ3位のなかで2番目の成績となり勝ち上がった。

 試合はブラジルがシュート26本を放つなど主導権を握る展開だったが、退場者を1人出したパラグアイも粘りを見せて0-0で90分が終了。延長戦はないレギュレーションのため、決着はPK戦にもつれ込んだ。

 先攻のパラグアイは1人目のDFグスタボ・ゴメス(パルメイラス)が失敗。3連続成功で迎えたブラジルも4人目のFWロベルト・フィルミーノ(リバプール)もシュートを枠外に飛ばしてしまうが、パラグアイ5人目のFWデルリス・ゴンサレス(サントス)もシュートミス。決めれば勝利の状況でブラジルはFWガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)がラストを締め、PKスコア4-3で勝利を収めた。

 実は両国は2011年、15年の大会でも準々決勝で対戦し、PK戦を戦っている。その時はどちらもパラグアイが勝利しており、ブラジルにとっては鬼門となっていた準々決勝のパラグアイ戦をついに突破した。

 そして、この試合の勝利の立役者となったのはGKアリソンだろう。流れの中でも、PK戦でもビッグセーブを披露した守護神には称賛が集まっている。

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