Jリーガーコンビがシュートゼロの沈黙… スロベニアが欧州選手権プレーオフでウクライナに2-0負け

2000年大会以来、2度目の本大会出場目指し、次節大逆転狙う

 後半に入ると、ペースは完全にウクライナ。後半9分には右サイドバックのDFフェデツスキーのグラウンダーのクロスからファーサイドに走りこんだFWセレズニョフがスライディングシュートで追加点で試合を決めた。さらに攻め立てるウクライナだったが、同13分のFWガルマシュが放った決定的なヘディングシュートはハンダノビッチがスーパーセーブ。24分、セレズニョフのシュートは右ポストを叩いたが、スロベニア代表DFをヨキッチがなんとかかき出して、3点目を防いだ。

 試合終了間際の45分、先発出場していたノバコビッチがズラタンと交代でピッチを後にした。アディショナルタイムのみのプレーとなったズラタンはピッチ上で印象を残すことはできなかった。シュート数はウクライナ10本に対し、スロベニアはわずか1本。スロベニアは枠内シュート0とほとんどチャンスを作れず、完敗となった。本戦出場権獲得のためにはホームでの第2戦で2点差を跳ね返して逆転するしかない。2000年大会以来の2度目の本大会出場は一気に厳しくなった。一方のウクライナは開催国(ポーランドと共催)として出場した前回の12年大会以来、2度目の本大会出場に王手をかけた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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