日本代表「トップ下」最新序列 18歳久保が3番手!? 南野・香川と熾烈サバイバル

(左から)南野拓実、香川真司、久保建英【写真:Getty Images】
(左から)南野拓実、香川真司、久保建英【写真:Getty Images】

絶対的な地位を築く南野、香川も代表復帰したなかで久保がスタメン争いに割って入るか

 森保一監督率いる日本代表は、ブラジル開催のコパ・アメリカ(南米選手権)でグループリーグ敗退に終わった。今大会は東京五輪世代の若手を中心にチームが編成されたなか、これまで森保ジャパンで招集されたメンバーを基に、ここでは「トップ下」の最新序列を見ていく。

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 トップ下と1.5列目を兼務した役割が求められるなか、絶対的とも言える地位を確立しているのが南野拓実(ザルツブルク)だ。現体制発足後から定位置を確保し、指揮官も継続起用。ここまで5ゴールを叩き出すなど目に見える結果も残している。

 3月の親善試合では、香川真司(ベジクタシュ)が昨夏のロシア・ワールドカップ以来となる復帰を果たした。競争激化の様相を呈しているなか、新たに登場したのが18歳の久保建英(FC東京→レアル・マドリード)だ。

 6月9日の国際親善試合エルサルバドル戦で歴代2番目の若さとなる18歳5日で代表デビューを飾った逸材は、コパ・アメリカでも全3試合に出場。17日のチリ戦(0-4)で初の先発フル出場を飾り、MFアルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)を手玉に取る2人抜きドリブルなどでインパクトを放った。今夏からレアルBのカスティージャでプレーするなか、驚異の成長を遂げれば一躍スタメン争いに割って入る可能性もありそうだ。

 そのポテンシャルも考慮すれば、久保はすでに3番手と言っても過言ではないだろう。アジアカップで目立った活躍を見せられなかった北川航也(清水エスパルス)、さらにテクニシャンの天野純(横浜F・マリノス)も控えるなか、今後のサバイバルに注目が集まる。

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