天才メッシ、「秘蔵プレー映像」が話題 幼少期の“無双ぶり”にスペイン紙注目
母国アルゼンチンのジュニア時代に見せたスーパープレーを紹介
アルゼンチン代表、そしてバルセロナの絶対的エースであるFWリオネル・メッシが6月24日に32歳の誕生日を迎えた。現在ブラジルで開催されるコパ・アメリカ(南米選手権)で、自身にとって念願のA代表初タイトルを手にするために奮闘が続いているが、スペイン紙「AS」によるとメッシがアルゼンチンに在住していた頃の“秘蔵映像”が発掘されたと報じられている。
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メッシの知られざる若き日――13歳にしてバルセロナの下部組織に渡る前に、所属していたのは生まれ故郷のニューウェルスにあるオールドボーイズのジュニアチームだ。「オールドボーイズの子供だった頃、リオネル・メッシの早熟な才能の発揮」というタイトルがつけられた記事では、メッシがまだ幼少の頃のプレーぶりを動画で紹介している。
試合が行われている環境は、決して整ったものではなかった。センターサークルやゴール前付近は完全に土がむき出しになっているなど、ボールコントロールをするには向かないピッチコンディションだ。それでもひときわ小さいオールドボーイズのナンバー10、すなわちメッシは違いを見せつけている。
スローインを受けたかと思いきや鋭いターンからシュートに持ち込む。鮮やかな切り返し一発で相手マーカーを置き去りにし、ドリブル突破からファウルを得たかと思えば、自らが起点となるパスからリターンを受けて、2点リードを許したチームに追撃態勢を整わせるゴールを決める。ボールを背中に隠して“意地悪”する相手GKからボールを取り返すメンタルの強さを見せ、自らのドリブルとラストパスから2-2の同点に追いつくゴールを演出するなど、メッシが何度も見せてきたプレーぶりとなんら変わらないものだ。
同紙も「ピッチが滑らかと言えない試合を振り返ってみると、この逆襲劇には彼の助けが必要だった……」と、そのプレーぶりを絶賛している。幼少の頃から発揮していた圧倒的な潜在能力は、もちろん今も健在。あどけない頃のような無双ぶりで、メッシは母国をコパ・アメリカ優勝に導くことはできるのだろうか。