パリ同時多発テロでUEFAが結束の意志表明 公式戦での黙祷と喪章着用を発表
120人以上の犠牲者に哀悼の意を表する
13日に発生したパリ同時多発テロを受け、UEFA(欧州サッカー連盟)が声明を発表している。
「昨夜パリで起きた痛ましい事件について大きな衝撃と悲しみを感じている。フランスとこの恐ろしい行為の犠牲となった人々へのサポートと結束の意志を表明する」
そして、UEFAでは今後ヨーロッパで行われる公式戦において、キックオフ前に1分間の黙とうを捧げることと、選手たちが黒い喪章を腕に巻いてプレーすることを発表した。
当夜にパリでは国際親善試合のフランス対ドイツのゲームが開催されており、その後半途中にスタジアム付近のレストランなどでの爆破事件を含む同時多発テロが発生。スタジアムのJゲートで爆発が起こり、3人の死亡が確認されたという。日本時間14日夜の時点で各国の通信社やメディアはパリの警察当局からの発表として「死者127人、負傷200人、犯行グループの8人を殺害」という報道がされている。
サッカー界にも大きな衝撃が走った今回のテロ事件だが、UEFAは団結とサポートの意志を表明している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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