日本代表「センターバック」最新序列 熾烈な吉田の“相棒”争い、植田が槙野超え?

「日本代表センターバック」の最新序列【写真:Getty Images】
「日本代表センターバック」の最新序列【写真:Getty Images】

吉田のパートナーの座を巡って冨安と昌子が競争 植田は改めてポテンシャルを証明

 森保一監督率いる日本代表は、ブラジル開催のコパ・アメリカ(南米選手権)でグループリーグ敗退に終わった。今大会は東京五輪世代の若手を中心にチームが編成されたなか、これまで森保ジャパンで招集されたメンバーを基に、ここでは「センターバック」の最新序列を見ていく。

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 キャプテンを務めるなど最終ラインの要となっている吉田麻也(サウサンプトン)の存在は揺るがない。現時点で頭一つ抜け出しているディフェンスリーダーは指揮官の信頼を得ており、このまま継続起用されるはずだ。

 焦点となるのは、吉田のパートナーだろう。冨安健洋(シント=トロイデン)は現体制で台頭した1人で、アジアカップでも活躍。今回のコパ・アメリカでも最終ラインの軸としてチームを支えた。吉田とはアジアカップで連係を深めており、パートナー候補の1番手と言える。

 そこに割り込んできそうなのが昌子源(トゥールーズ)だ。昨夏のロシア・ワールドカップでは吉田とコンビを組み、ベスト16に貢献。フランスで研鑽を積みながらスケールアップを図っている。吉田との補完性はすでに証明済みで、森保監督の信頼を得れば出場機会も増えそうだ。

 植田直通(セルクル・ブルージュ)はコパ・アメリカでポテンシャルを改めて示した。アジアカップでは未招集となったが、槙野智章(浦和レッズ)を追い抜いた感も漂う。このままアピールを続ければ、バックアッパーとしてメンバー入りの可能性は高まりそうだ。

 その他にも三浦弦太(ガンバ大阪)、畠中槙之輔(横浜F・マリノス)が控え、コパ・アメリカで代表デビューを飾った長身191センチの立田悠悟(清水エスパルス)も虎視眈々とポジションを狙う。

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