日本サポーターの“ごみ拾い”、ブラジル紙一面で特集…称賛の声「世界に礼節を示した」

日本サポーターの振る舞いに称賛が寄せられている【写真:AP】
日本サポーターの振る舞いに称賛が寄せられている【写真:AP】

エクアドルと引き分けて敗退決定も…ブラジル紙が注目「ゴミを拾い、良い例を示した」

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間24日のコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第3戦のエクアドル戦で1-1と引き分け、グループ3位同士の成績で上回れずに決勝トーナメント進出は叶わなかった。敗退が決まった日本だが、試合後にスタンドでごみ拾いをする日本サポーターの姿をブラジル現地紙が一面で報道。「世界に礼節を示した」と称賛の声が上がっている。

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 チリに0-4と敗れ、ウルグアイに2-2と引き分けた日本は、エクアドル戦で勝利すれば決勝トーナメント進出が決まるなか、1-1ドローで敗退が決まった。

 ベロオリゾンテのエスタジオ・ミネイロンで行われた試合後、日本代表サポーターがスタンドのゴミを拾う姿が目撃され、ブラジルの現地紙「Estado de Minas」は一面でその様子を撮影した写真を掲載。「日本はエクアドルに引き分けて大会から敗退が決まった。しかし、日本のファンはスタジオ・ミネイロンでゴミを拾い、良い例を示した」と伝えている。

 またブラジルメディア「Superesportes」も「世界で注目を集めている日本の習慣」として特集。日本人サポーターの行為がブラジル人サポーターにも伝播しているとしながら、「世界に礼節を示した」行為として称賛している。

 日本人サポーターのゴミ拾いは昨夏のロシア・ワールドカップでも話題となったが、コパ・アメリカでも再び脚光を浴びていた。

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