浦和、ACL“日韓戦”逆転突破に近づく先制点! FW興梠がヘディング弾…前半1-0で終了
前半41分に宇賀神友弥のクロスから興梠慎三が先制ヘッド
浦和レッズは26日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16第2戦、アウェーでの蔚山現代(韓国)戦に臨み、1-0でハーフタイムを迎えた。
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朝から雨が降り続いて水分を多く含んだピッチでの戦いに、浦和の大槻毅監督はFWファブリシオをスタメンに起用。初戦を欠場したDFマウリシオもメンバーに戻り、初戦の1-2での敗戦からの逆転を狙いに行った。
蔚山は前日記者会見でのキム・ドフン監督による「攻撃的にプレーする」という言葉とは裏腹に、浦和のボール保持にはプレスを掛けずに自陣へ撤退して9人のブロックを作って待ち受けた。そうしたなかで浦和は左右にボールを揺さぶりながら前進。前半8分にはMF宇賀神友弥のクロスを相手がクリアミスし、GKオ・スンフンの頭上を襲うあわやのシーンを作った。
その後も敵陣で試合を進める時間の長くなった浦和は、同18分にはMF山中亮輔の左CKをDF槙野智章がファーサイドでヘディングシュートを狙ったものの、ボールはゴールポストを直撃。相手のカウンター攻撃を散発的なものに封じ込みながら、なかなか決定機を作りだすには至らなかった。
そうした中で同41分、右サイドでボールを受けた宇賀神が縦に突破。そのまま右足クロスを上げると、中央でマークを外したFW興梠慎三がヘディングシュートをゴールに流し込み、1-0とリードを奪ってハーフタイムを迎えた。
激しい雨の中での前半は1-0で終了。初戦のホームを1-2で落とした浦和は勝ち上がりのためには敵地で2点差以上の勝利、あるいは3得点以上しての勝利が求められる。このままのスコアでは蔚山がアウェーゴールの差で勝ち抜けるが、あと1点を奪って2-0とすれば浦和が突破の条件を満たす。後半の45分間は、雨中の激闘になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)