ツイッター上で選手、監督、クラブが哀悼の意を表明

　14日、フランスとドイツの国際親善試合中に発生したパリ市内の同時多発テロは、世界中に大きな衝撃を与えている。日本時間14日夜の段階で、パリの警察当局は「死者127人、負傷者200人、そして8人のテロリスト死亡」とレポートしている。

　その中には、この試合中が行われていたパリ郊外のスタッド・ドゥ・フランスでの試合中、スタジアムのJゲートでの爆発によって死亡した3人も含まれている。悲劇に直面したサッカー界では、ツイッターのハッシュタグ「#prayforparis」を用いて連帯の輪が広がっている。

　多くのヨーロッパ各国のクラブチームが、フランス国旗やエッフェル塔をモチーフにした画像に「#prayforparis」という文字を乗せた投稿を行い、爆発事故の犠牲者に寄り添う意思を表明している。また、選手・監督などのサッカー関係者たちも、投稿にこのハッシュタグを用いて哀悼の意を表明している。

　かつてパリ・サンジェルマンを率いたカルロ・アンチェロッティ元監督は「パリで起きた出来事にショックを受けている。恐ろしいことだ。私の全ての愛を犠牲者とその家族、フランスの方々に捧げたい」と投稿している。