「一瞬で終わるようじゃダメ」 ベテランFW岡崎慎司が語る“久保建英ブレイク論”

(左から)日本代表FW岡崎、MF久保【写真:AP】
(左から)日本代表FW岡崎、MF久保【写真:AP】

「僕がアドバイスとかっていうのも……」と前置きしつつ「貫き通すことが大事」

 森保一監督率いる日本代表は、コパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ3位で敗退が決まった。今大会、日本の中で最も注目を集めた1人と言える18歳MF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)だが、これから飛躍するためには何が必要なのか。プレミアリーグで優勝を経験した33歳のベテランFW岡崎慎司(レスター)が独自の視点で“久保ブレイク論”を説いた。

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 9日の国際親善試合エルサルバドル戦(2-0)で歴代2番目の若さとなる18歳5日で代表デビューを飾った久保。コパ・アメリカでも継続招集されたなか、14日のレアルへの電撃移籍が決まった。17日の初戦チリ戦(0-4)で代表初の先発フル出場を果たし、ウルグアイ戦(2-2)で途中出場。エクアドル戦では再び先発に戻り、トップ下で存在感を放った。

 久保は大会後、レアルBチームにあたるカスティージャで新たな船出を切る。そんな若武者が海外で飛躍を遂げるためには何が欠かせないのか。ドイツやイングランドで数々のアタッカーと同じピッチに立ち、レスターでプレミアリーグ優勝も経験した岡崎は「僕がアドバイスとかっていうのも……」と前置きしたうえで次のように語る。

「失敗とかはあると思うけど、貫き通すことが大事だと思う。意固地になってやるわけじゃなくて、いろんなものを柔軟にこなしながら、自分の進みたい方向はぶれずに進むことが大事」

 18歳の久保は、これから様々な成功と失敗を経験するはずだ。岡崎はそれを見据えたうえで、“貫徹力”の重要性を説く。

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