モウリーニョの求心力は3年が限界? 愛弟子ドログバが断言 「サイクルの終わりが来た」
「魔の3年サイクル」の存在を認めた英雄
チェルシー史上最高の選手とされている元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが、プレミアリーグで現在16位に低迷中する古巣の指揮官、ジョゼ・モウリーニョ監督に囁かれる「3年目のジンクス」の存在を認めている。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
「私は3年サイクルというものが、しばし訪れることをわかっている。サイクルの終わりが来たんだ」
ドログバは昨季終了時にチェルシーを去り、今季はMLSのモントリオール・インパクトに移籍した。これまでチェルシーに数々のタイトルをもたらしてきた英雄は、大西洋の向こう側から古巣の凋落を案ずる眼差しを送りながら、魔の3年サイクルの存在を認めた。
チェルシーでの第2次モウリーニョ政権は、今季3年目を迎えた。そして、リーグ戦12節を終えてすでに7敗。これはモウリーニョの監督人生で、すでにシーズン最多黒星となっている。さらに3連敗は、ロマン・アブラモビッチ会長が就任し、巨額のオイルマネーが注入されて以降、初の事態に。モウリーニョ解任論は、イングランドのホットトピックとなっている。
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