森保ジャパンに足りないものは? 岡崎慎司が課題指摘「耐えられないとズルズルいく」

日本代表FW岡崎慎司【写真:Getty Images】
日本代表FW岡崎慎司【写真:Getty Images】

コパ・アメリカでグループリーグ敗退も「攻撃で良さを出す選手も多かった」と評価

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間24日のコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第3戦でエクアドルと1-1で引き分け、最終的にグループ3位同士の成績で上回れず、決勝トーナメント進出は叶わなかった。FW岡崎慎司(レスター・シティ)は、若手主体となったチームのポテンシャルを評価した一方、大会を通じて露呈した課題も指摘している。

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 今大会の日本代表は選手の拘束力がなく、主力の大半を招集できずにいたなかで、東京五輪世代の若手を中心に構成。そこに岡崎やGK川島永嗣(ストラスブール)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)らロシア・ワールドカップ組が加わった。

 チリ戦で0-4と大敗を喫した日本は、続くウルグアイ戦では2-2と健闘。そして第3戦のエクアドル戦で1-1と引き分け、2分1敗のグループ3位で大会を終えた。3試合(2試合先発)出場の岡崎は「足りないという見方はしていない。可能性がある」と言及し、「コンフェデでメキシコに負けた時に比べればチャンスも作れた」と口にする。

 2013年6月のコンフェデレーションズカップでメキシコと対戦し、2点リードされたなかで岡崎がゴールを決めるも1-2と敗戦。スコア以上の差を見せつけられた一戦を引き合いに出し、若い代表チームの奮闘を称えている。

「攻撃で良さを出す選手も多かったし、ポテンシャルを出していた。だからこそチームにならないと難しい。ブラジルもそうじゃないですか。チームにならないと、崩せなかったり」

 とりわけ攻撃面において個の能力が際立ったと振り返る岡崎。その反面、目に付いたのが守備における対応や試合運びだ。

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