「簡単に指標と言うと…」 ベテランGK川島が説く、コパ参戦の“本当の意味での意義”
「“世界レベル”とか“南米の本気”とはなんなのか、ぼやけたもので前に進むのではなく…」
今後は、コパ・アメリカに出場した若手メンバーが東京五輪チームの底上げを促し、従来のA代表の競争に割って入ることが望まれるが、今大会2試合に出場した川島はブラジルの地で手にした“指標”をいかに具現化していくかが重要だと説く。
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「(若手は目標を得られた?)簡単に指標と言うと結構ぼやけているものですけど、実際にどういうところにこだわれば良いのか。ただ単純に“世界レベル”とか“南米の本気”とはなんなのか、ぼやけたものでただ前に進むのではなく、判断のスピード、どこで違いを作れるか、守備だったらどこで勝てるのかにフォーカスしていかないといけない。そういうところを体感して、これから先に進んでいくのが本当の意味でのこの大会の意義だと思います」
一言で“経験”と済ませるのではなく、具体的なビジョンを持って高みを目指す――。長年、世界を舞台に戦ってきた川島は若手たちに“金言”を残してブラジルの地を後にした。