19歳GK大迫、川島との争いに誓った“世界”への飛躍 「海外でやっていないからと…」
チリ戦で代表デビューもその後出番なし「世界で通用するプレーができると証明したい」
森保監督率いる日本代表は、現地時間24日に行われたコパ・アメリカ(南米選手権)のグループリーグ第3戦でエクアドルに1-1で引き分け、得失点差でブラジルが待つ準々決勝への進出は叶わなかった。初戦のチリ戦(0-4)でA代表デビューを飾ったGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)は、「海外でやっていないからと思われるのは嫌」と国内で世界レベルにまで成長したいと思いを口にした。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
招待国として参加した今大会、日本は代表チームに選手の拘束権がなく、東京五輪世代18人、平均年齢22.3歳(大会開幕時)と若い陣容で臨んだ。そのなかで大迫は、U-20ワールドカップ出場を回避する形で、キリンチャレンジカップとコパ・アメリカのメンバーとしてA代表に初選出された。
グループリーグ初戦のチリ戦でゴールマウスを託されたが、セットプレーと連携の隙を突かれて4失点。足元のテクニックを披露する場面もあったとはいえ、A代表デビュー戦はホロ苦いものとなった。
続くウルグアイ戦(2-2)では、36歳のGK川島永嗣(ストラスブール)がスタメンに抜擢され、FWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)との1対1を止めるなど好セーブを連発。そのパフォーマンスが買われる形でエクアドル戦にも起用され、大迫はラスト2試合をベンチから見届ける形で大会を終えた。「1試合しか出られなかったのが現実で、悔しさもあります」と、19歳の若武者は胸中を明かす。
「(東京)五輪を通過点として考えるうえで、(川島)永嗣さんが(オーバーエイジ枠で)入ってくるかもしれない。海外でやっていないからと思われるのは僕自身嫌なので、日本でやっていても世界で通用するプレーができると証明したい。また日本に帰って、自分自身に足りなかったものを整理しながら、また呼んでもらえるようにやりたいですね」