ベテランFW岡崎慎司、コパ・アメリカ出場で再認識した“嫌な選手”と“怖い選手”の違い

「自分が今、どれだけFWとしてできるかの試金石になった」

 もっとも、岡崎は今季レスターでリーグ戦のスタメン出場は昨年11月の1回のみで、コパ・アメリカ直前のキリンチャレンジカップもベンチ外。ロシア・ワールドカップ以来の代表戦ながら、グループリーグ全3試合でピッチに立った。当初は経験の伝承役を期待されていたなかで、結果的に若手FWに対して格の違いを見せつける格好となった。本人も「2試合もスタメンで出られると思っていなかった部分もある」と明かす。

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「自分が今、どれだけFWとしてできるかの試金石になった。ここから移籍先が決まって、1年も無駄にできないサッカー人生。点を取るのは奇跡的なことではなく、毎試合取っているヤツが取る。リーグで点を取って、代表でも点を取れるようになったら成長だと思う」

 今年4月で33歳を迎えたが、まだまだ老け込む歳ではない。A代表歴代3位の50得点を誇るストライカーはさらなる進化を求めて走り続ける。

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