パリ同時多発テロで来夏の欧州選手権に不安の声 イタリア代表監督「恐怖がある」

EURO開催へ「セキュリティの改善を願う」

 同様に来年のEUROへ出場するベルギー代表のヴィルモッツ監督は、「まず、フランスで被害にあった方たちに寄り添う気持ちを表明したい」と哀悼の意を表した上で、こう語っている。

「起こったことは、恐ろしく深刻なことだ。狂気の沙汰と言うしかない。この攻撃に対抗するために、すべてのセキュリティが必要になる。来年のEUROで、ファンや我々の家族のためにもセキュリティが改善されることを願っている」

 両国にとって隣国となるフランスで起きた悲劇は、大きな衝撃を与えている。英国営放送「BBC」では、犠牲者を「最低でも120人」と報じている。テロ事件によって安全性が根底から揺るがされることになった花の都とフランスだが、果たして来夏のEUROは無事に開催されるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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