ケルン大迫が示す成長 1対1の勝率56.4%はブンデス日本人選手9人でトップ

ブンデス公式サイトが特集 1得点も着実に成長

 ケルンFW大迫勇也が今シーズン、ドイツで「デュエリスト」としての才能を伸ばしていることが明らかになった。ブンデスリーガ公式サイトが「中間考査 ケルン」との特集で報じている。

 今季チームは第12節終了時点で5勝3分4敗の7位と好スタートを切っており、大迫もリーグ戦10試合出場とプレー機会を手にしている。ゴールは8月16日のシュツットガルトとの開幕戦で、途中出場ながら決めた1点が唯一の得点だが、見えない部分で成長を示しているという。

 ブンデスリーガでプレーする日本人9人の中で、大迫は12節終了時点で1対1の勝率がトップの56.4%というデータが特集では紹介されている。屈強なマーカーを相手に、「デュエル」と呼ばれる球際での強さを示している。日本代表では予備登録メンバーに入りながら、選出が見送られている大迫だが、バヒド・ハリルホジッチ監督が選手に求めるのは、まさにその1対1の強さ。6得点2アシストと爆発する同僚FWアントニー・モデステにスポットライトが当たっているが、大迫も黒子役として存在感を発揮している。

 一方、MF長澤和輝はリーグ第11節のホッフェンハイム戦で今季リーグ戦初先発。前半45分でベンチに下がるなど、苦しいシーズン序盤となっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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