森保J、エクアドル戦「パフォーマンス分析」 及第点は3人のみ、“幻ゴール”の久保は…

主将・柴崎は球際で奮闘 久保は勝ち越しゴールを挙げたかに思われたが…

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■柴崎 岳(ヘタフェ)=★★★☆☆

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 試合開始から気合十分で、球際で気迫あふれるプレーを披露。絶え間なく上下動し、時にスルーパスを通すなど、中盤で攻守に奮闘した。後半には相手選手との競り合いで額から出血するも、頭にテーピングを巻いてプレーを続行。悔しいグループリーグ敗退となったが、植田が「誰も文句の言えないプレーをしていた」と評するように、主将としての責務をまっとうした。

■板倉 滉(フローニンゲン/→後半43分OUT)=★★★☆☆

 バタついたウルグアイ戦の反省を生かし、序盤から積極的にプレー。横パスをスルーして相手をかわすなど心のゆとりも見られ、パス成功率はチーム2位タイの90%(51本中46本成功)を記録した。守備面でも飛び出したセンターバックのカバーリングや、ゴール前への折り返しにも体を張った対応を見せ続けた。

■中島翔哉(アル・ドゥハイル)=★★☆☆☆

 岡崎へのスルーパス、そしてこぼれ球を拾ってゴールに突き刺した先制弾は評価に値する。しかし、クロスの精度があまりに低く、前半40分のビッグチャンスもループシュートが不発。守備でもボールロストや裏のスペースを突かれてエクアドルに攻め込まれ、“諸刃の剣”の一面を覗かせてしまった。

■久保建英(FC東京→レアル・マドリード)=★★★☆☆

 チリ戦以来の先発でフル出場。序盤は相手を背負いながらのプレーで攻撃力が鳴りを潜めていたが、後半に入って一気にギアを上げ、前田の決定機を演出するなど本領を発揮した。後半アディショナルタイム、オフサイド判定で勝ち越しゴールが幻に終わったのが悔やまれる。

■三好康児(横浜FM/→後半37分OUT)=★★☆☆☆

 ウルグアイ戦のヒーローも、この試合では決定機に絡めず。前半33分にはエクアドルDFクリスティアン・ラミレスの突破を正面で止め、守備では一定の水準を保ったものの、相手の厳しいマークもあって、ボールロスト7回とリズムに乗り切れなかった。

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