柴崎岳は“ネクスト長谷部”になれるか 川島ら選手たちの言葉から紐解く“主将”の可能性
「若い選手だけでなく、広い視点で見て、いい感じでチームをまとめてくれた」(川島)
川島は長谷部との比較については「あそこまで堅くならなくていい」と笑顔でかわした一方で、重責を担った柴崎の働きを称えた。
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「(柴崎は)A代表でも重要な役割を担っているし、若いチームをまとめるなかで彼なりに考えていた。コミュニケーションも若い選手だけでなく、スタッフを含めて広い視点で見て、いい感じでチームをまとめてくれました。岳もすごく若いわけではないし、トミ(冨安健洋)が副キャプテンで、リーダーシップをとって引っ張っていくのはいいこと。2人はよく頑張ったと思います」
27歳となった柴崎もエクアドル戦後、日本代表において中心を担う覚悟を滲ませている。
「世代のリーダーもそうだし、中心となる選手が出てくるのは必要。上の世代が抜けて僕らがそういう立場になって、これはバトンとして続けていくべきだと思います」
エクアドル戦前の練習では連日、森保監督と10分以上にわたって意見交換をしていた柴崎。ロシアW杯以降、存在感を増すボランチが、“ネクスト長谷部”になれるかは日本代表が一つ上のステージに行くための重要なファクターになるかもしれない。