英記者がエクアドル戦“先発11人”を採点 「ベストパフォーマー」と絶賛した選手は?
1-1ドローで敗退が決定した日本 久保の攻守におけるパフォーマンスに最高評価タイ
日本代表は現地時間24日、コパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第3戦でエクアドル代表と対戦。1-1と引き分け、決勝トーナメント進出を逃した。試合は前半15分にMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)が先制点を奪うも、同35分に失点。後半も再三にわたって決定機を迎えるもゴールに結びつけることができず、2分1敗で大会を去ることになった。
この結果を受け、かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏は、MF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)が攻守において重要な役割を担い、幾度となくスルーパスでチャンスを演出したことに惜しみない賛辞を送っている。
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【GK】
川島永嗣(ストラスブール) 5点
何度か良いセーブを見せたが、彼の疑問の余地が残るボール供給で最終ラインに不必要なプレッシャーをもたらすことになった。
【DF】
岩田智輝(大分トリニータ) 6点
十分に手堅いパフォーマンスであり、反対のサイドが集中して狙われていた一方で、岩田はほとんどエクアドル攻撃陣のターゲットになることはなかった。
植田直通(セルクル・ブルージュ) 6点
このCBは再び立派なパフォーマンスを見せ、相手にプレッシャーをかけられる場面でも、快適そうにボールを回しているように見えた。
冨安健洋(シント=トロイデン) 5点
若きDFはベストパフォーマンスではなく、エクアドルの攻撃陣が最終ラインにプレッシングをかけてきた際、不安定なボール捌きを見せていた。
杉岡大暉(湘南ベルマーレ) 5点
攻撃参加が滅多に見られなかったことに加え、川島に軽んじられた扱いをされたことで、相手にゴールを明け渡しそうになった。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。