パリで大規模テロ フランス対ドイツ戦のスタジアムでも爆破事件 死者3人の衝撃

試合は続行 終了後に観衆がピッチに避難

 フランス代表は13日に、パリ郊外のスタッド・ドゥ・フランスでドイツ代表と国際親善試合を行ったが、試合中に付近のレストランなど3件の爆破事件を含む大規模テロが発生。試合後に観衆がピッチ上に避難する事態になった。スタジアムのゲートで3人の死亡が確認されたという情報もある。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。試合はフランスが2-0で勝利している。

 来年の欧州選手権ホスト国となるフランスで、またしてもテロ事件が起きた。ドイツ戦の後半20分、試合会場に巨大な爆破音が鳴り響いた。試合はそのまま続行となったが、選手は試合後にロッカールームで待機。サポーターは客席からピッチに降り、避難するというパニック状態となった。

 スタジアム近くのレストランとコンサートホールで人質を取っていた犯人は、警察当局に射殺されたという報道も出ている。

 フランスのフランソワ・オランド大統領も試合を観戦していたが、爆発のニュースが流れた瞬間、スタジアムから避難したという。銃撃と爆破で少なくとも40人が犠牲となり、コンサート会場では100人以上の死者が出たと報じられている。オランド大統領はテロ行為に対抗し、国境封鎖を宣言している。

 

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