「やりきった」 日本代表の新鋭MF久保建英、大会敗退も充実感「初めての経験だった」
全3試合に出場した久保、存在感を示して「今、持っているものを出せた」
森保一監督率いる日本代表は、現地時間24日のコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第3戦エクアドル戦で1-1と引き分けた。チームはグループ3位で決勝トーナメント進出を逃したが、MF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)は大会を振り返り、「初めての経験だった」と充実感を漂わせている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
久保は17日のチリ戦(0-4)で代表初先発を飾ると、20日のウルグアイ戦(2-2)で途中出場。そしてエクアドル戦で再び先発に復帰し、何度もチャンスに絡んで存在感を発揮した。
エクアドル戦後、久保は「出せなかったものもあるかもしれないですけど、出せたものが今できるものだと思う。もうやりきったかなと」と言及。そのうえで「自分が持っているものを出せなかったら絶望しちゃうと思う。そんなのは全然なかったですね」と確かな手応えをつかんだようだ。
今大会について「楽しかった。今、持っているものを出せた」という久保。9日のエルサルバドル戦で途中出場し、歴代2番目の若さとなる18歳5日で代表デビューを飾った若武者は、南米の地で一気に自らの価値を高めた。
「普段やるようなことがない相手と戦えたし、やっていて楽しい。大会の熱気も感じるし、自分のサッカーをやっていくなかで初めての経験だった。そこは良かった」
大会後はレアルBチームにあたるカスティージャへの移籍が決まっている。今大会の経験を糧に、18歳の若者は大きく飛躍を遂げそうだ。