「しっかりとボールを蹴れていなかったので、本当に悔いの残るシュートだったかなと」

「（チャンスの場面は）しっかりとボールを蹴れていなかったので、本当に悔いの残るシュートだったかなと。チームの時から自分の課題。そういうところで冷静になっている人が上で戦えていると思うので、まだまだ実力が伴っていない。本当に悔しいですね」

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　A代表初選出ながら、今回はアウェーで本気の南米勢と対戦。東京五輪世代にとっては貴重な経験となったのは間違いないが、トップレベルとの違いを見せつけられる結果となったのもまた事実だ。

「本当に申し訳ないというか、出て良かったのかと思うくらい本当に何もできなかった。でも、切り替えてやらないと。またこの舞台に戻ってくるには、これから結果を残していかないといけない」

　王国ブラジルの地で自慢の韋駄天は炸裂とはならなかったが、この悔しさはきっと前田にとってかけがえのない財産になるはずだ。