コパ敗退の日本代表、「ソリッド」と称賛も… 「0-4敗戦が手厳しかった」と海外指摘

「チリ戦の0-4敗戦が手厳しかった」と海外メディアは指摘している【写真:Getty Images】
「チリ戦の0-4敗戦が手厳しかった」と海外メディアは指摘している【写真:Getty Images】

初戦チリ戦に0-4大敗、得失点差で決勝トーナメント進出を逃す

 招待国としてコパ・アメリカ(南米選手権)に参戦した日本代表だったが、2分1敗と勝利のないままグループ3位で決勝トーナメント進出を逃した。海外メディアは日本の敗退について「チリ戦の0-4敗戦が手厳しかった」と初戦の大敗が尾を引いたと報じている。

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 1999年大会以来、20年ぶりに招待国として南米王者決定戦に出場した日本。東京五輪世代の若手メンバーを中心で挑むも、初戦のチリ戦では4失点を喫して黒星スタートとなった。

 続くウルグアイ戦はMF三好康児が2得点の活躍で、常に先行する展開だったが、守備陣が踏ん張り切れずに2-2で引き分けた。

 そして、迎えたエクアドルとの最終戦は勝ったチームがグループ3位の上位国として決勝トーナメント進出の可能性を残していた。そのなかで日本は前半15分にMF中島翔哉が先制ゴールを決めたが、同35分に追いつかれてそのまま1-1のドローで終了。この結果、グループB3位のパラグアイが決勝トーナメント行きの切符を手にし、日本とエクアドルは揃って敗退が決まった。

 衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は「コパ・アメリカで共に勝利が必要だったが、エクアドルと日本は引き分けで大会を後にした」と報じている。日本については「若いスカッドを送り込み、日本はソリッドだった」と指摘したうえで、「必要な1勝を挙げることはできなかった。チリ戦の0-4敗戦が手厳しかった」と初戦の結果が尾を引いたと指摘している。

 日本はB組3位のパラグアイと勝ち点2で並んだものの、得失点差(日本:-4、パラグアイ:-1)で下回った。ほぼ同じスタメンで臨んだウルグアイ戦とエクアドル戦で勝ち点を手にしているところを見ても、やはり初戦のチリ戦の敗戦が悔やまれる結果となった。

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