「人生の目標」 来季カタールで“監督デビュー”のシャビ、バルサ復帰の「熱意はある」
来季からアル・サッドで指導者人生をスタートさせるシャビ、古巣への思いは…?
元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス氏は現役を引退し、所属していたカタールのアル・サッドで指導者の道を歩み始めることになった。人生の転機を迎えているシャビ氏は、スペイン・カタルーニャのテレビ局「TV3」が制作する番組に出演。そのなかで「バルサに戻るための熱意はあり、それは人生の目標だ」と、将来的に監督として古巣バルセロナへ戻りたいと語っている。
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バルサの下部組織出身のシャビ氏は1998年にトップチームデビューを果たすと、UEFAチャンピオンズリーグやリーガ・エスパニョーラなど数々のタイトルをクラブにもたらした。また、育成年代からスペイン代表に選ばれていたシャビは、1999年に開催されたワールドユース選手権(現・U-20ワールドカップ)でU-20日本代表に勝利(4-0)して優勝を果たした後に、A代表入り。欧州選手権(EURO)やワールドカップなど、スペイン代表としても多くのタイトル獲得に貢献した。
2015年に下部組織から24年間を過ごしたバルサを離れ、カタールのアル・サッドへ移籍。今年5月に現役引退を発表すると同時に、来季からアル・サッドの監督を務めることを告げていた。これから新たな人生を歩むことになるシャビは、「TV3」の番組内で将来的には監督としてバルサに戻る意思を明かしている。
「とてもドキドキしている。誰もが私はバルサを成功に導く才能があると見ている。だけど、それはちょっとしたプレッシャーに感じてしまう。バルサに戻るための熱意はあり、それは人生の目標だ。なぜなら、私はバルサの選手だったからね。ただ、それは夢であって強制されるものではない。その準備が整っているか自分自身が確認する必要があるし、バルサも確認すべきだ。監督としての期間や目的が一致していなければならない」
周囲の期待とは裏腹にシャビは監督として経験を積み、しっかりと準備ができた段階でバルセロナの指揮官に就任したいと考えているようだ。それでも、古巣への情熱は薄れておらず、将来的にはファンの期待にも応えてくれるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)