「日本は予測不可能な存在」 森保J、コパ・アメリカで見せた“2つの顔”に海外紙も困惑

第2戦のウルグアイ戦では2-2と健闘を見せた日本代表【写真:Getty Images】
第2戦のウルグアイ戦では2-2と健闘を見せた日本代表【写真:Getty Images】

エクアドルの深刻な不振も指摘 「すでに破滅的なパフォーマンスを2度露呈」

 日本代表は現地時間24日、コパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第3戦でエクアドル代表と対戦する。決勝トーナメント進出を果たすうえで、勝利が必須となる状況だが、米紙「el Nuevo Herald」は「ゲストの日本は予測不可能な存在」と取り上げている。

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 日本は初戦のチリ戦で0-4の大敗を喫するも、第2戦のウルグアイ戦では2-2と健闘。2戦を終えて1分1敗の勝ち点1、決勝トーナメント進出を果たすためにはエクアドル戦での勝利が絶対条件となっている。

 対するエクアドルも初戦のウルグアイ戦を0-4で落とし、第2戦のチリ戦も1-2で競り負けたため2連敗で勝ち点0。エクアドルも日本戦に勝利すればグループリーグ突破となるが、同紙の記事では今大会のエクアドルは悲惨な状態にあると指摘している。

「まだ1試合も勝っておらず、脆弱で、その多弁な指揮官も言葉が出ないような状態だ。エクアドルはすでに破滅的なパフォーマンスを2度露呈している。ウルグアイには0-4で屈し、チリには1-2だったが、特にセットプレーで明確な差を突きつけられた」

 一方、日本については、チリ戦の惨敗とウルグアイ戦の健闘で、全く異なる顔を覗かせたため、同メディアも日本の真の実力をつかみ切れていない様子だ。

「対するゲストの日本は、予測不可能な存在だ。選手の大半が23歳以下であり、その未熟さが2連覇中のチリ相手の惨敗を引き起こした。しかし、スアレスとカバーニの強力コンビ相手には少なからず立ち向かうことができていた。選手たちのスピードを生かした素早い攻守の切り替えで、最終的には2-2のドローだったが、2度にわたりリードを奪ってみせた」

 対戦相手との相性などの関係ももちろんあるが、若手主体で臨んでいる森保ジャパンは、大会中も試行錯誤を繰り返し、着実な成長を見せているため、エクアドルにとっても不気味な存在に映っているのかもしれない。

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