イングランド女子監督、W杯8強進出も対戦国に怒り 悪質な振る舞いに苦言「恥ずべき行為」
フィル・ネビル監督がカメルーンの行為を批判 「それがサッカーとは感じられなかった」
肘打ちを受けたパリスは試合後に「悪意があったとは思わない」とコメントを残しているが、ネビル監督は怒り心頭で、試合後の会見で「全面的かつ完全に相手の恥ずべき行為だと思っている」と、カメルーン選手たちの行為を批判している。
「アーセナル前監督のアーセン・ベンゲルは『チームは監督の鑑』と言っていた。私の選手たちにはあり得ないことだが、もしも私のチームだったら二度とイングランド代表としてプレーすることはないだろう」
強い口調で批判を展開したネビル監督は試合を振り返って、「試合を続けるべきかどうか分からなかった」と続けて語った。「それがサッカーとは感じられなかった」と語り、今後の選手たちについて懸念するコメントを残している。
「これは世界中に出回ります。私は楽しくなかったし、選手たちも楽しめなかったでしょう。私の選手たちはしっかりと集中力を保てていたが、どのような行為があったかは世界中に広まることになる。世界中の若き女子選手たちがそのような行為を目撃するのは、私は正しいとは思わない」
不適切な行為が世界中に広まってしまうことを懸念したネビル監督は、「私の娘はサッカー選手になりたいと思っている。そして、この試合を見た彼女は『ネットボールの選手になりたい』と思うだろう」とコメント。サッカー選手を夢見る少女から、その夢を奪ってしまうような試合内容を厳しく批判していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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