冨安健洋を巡り、ボローニャとシント=トロイデンが移籍金交渉 差額は“2億4000万円”?
7億円超オファーもシント=トロイデン側は9億7000万円を要求
日本代表DF冨安健洋(シント=トロイデン)は、来季に向けてイタリア・セリエAの中堅どころボローニャから獲得オファーが届いているが、クラブ間交渉の差額は200万ユーロ(約2億4000万円)のラインまで来ているという。イタリアの有力紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、冨安の移籍情報について最新情報を報じている。
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冨安に対してはボローニャが獲得に本腰を入れ、すでに現所属のベルギー1部シント=トロイデンに600万ユーロ(7億3000万円)のオファーを投じている。その中で、「ガゼッタ・デロ・スポルト」が提携するボローニャ情報サイト「トゥットボローニャ・ウェブ」では、シント=トロイデンの要求額が800万ユーロ(約9億7000万円)だとした。
「ガゼッタ・デロ・スポルト」によると、現在ブラジルで開催中のコパ・アメリカに出場し、欧州屈指の2トップであるウルグアイ代表FWルイス・スアレス(バルセロナ)とFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)と互角にわたり合ったことで、シント=トロイデンはできる限り高い金額を冨安の移籍金によって得る方向へと考えを変えつつあるとしている。
「トゥットボローニャ・ウェブ」では評価額の差があることを認めつつも、「日常的に両クラブは連絡を取っている」として、その交渉が活発であることも伝えた。
ボローニャを率いるのは、元日本代表MF本田圭佑がACミラン時代に監督を務めていたシニシャ・ミハイロビッチ氏で、クラブの歴史の中では元日本代表MF中田英寿氏もプレーした経験を持つ。
中部イタリアにあるミートソースのスパゲッティ「ボロネーゼ」でも知られ、西ヨーロッパ最古の大学がある歴史ある街で、冨安はセリエAでのキャリアをスタートさせることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)