日本代表、史上初の8強進出へ 森保Jの課題をブラジル人記者が指摘「改善すべきは…」

日本代表、コパ・アメリカで初の決勝T進出なるか【写真:Getty Images】
日本代表、コパ・アメリカで初の決勝T進出なるか【写真:Getty Images】

コパ・アメリカで初の決勝T進出なるか、日本戦取材のブラジル人記者が課題に言及

 FIFAランキング28位の日本代表は、現地時間24日のコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第3戦で同60位のエクアドル代表と対戦する(エスタジオ・ミネイロン/現地20時・日本時間25日8時)。勝利すれば日本史上初の決勝トーナメント(8強)進出が決まるなか、現地で日本の試合を取材したブラジル人記者は「改善すべきは……」と課題を指摘している。

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 17日のチリ戦(0-4)から一転、20日のウルグアイ戦で日本は白熱の攻防を繰り広げて2-2と引き分けた。ウルグアイ戦を会場で取材したブラジルのラジオ局「グアイバ」のブラジル人カルロス・グイアマラエス記者は「非常に素晴らしい内容のゲームだった」と称賛し、次のように評している。

「日本は非常に組織されており、選手たちはアグレッシブに戦っていた。今日は戦術的にも洗練されていた。ボールを保持している時、保持していない時で、チームに迷いも見えなかった」

 日本の戦いぶりに感銘を受けた様子のグイアマラエス記者だが、勝ち上がるために課題もあると主張。「チリ戦でも多くのチャンスを逃していたのは知っている」と切り出し、「何よりも改善すべきはフィニッシュの精度だ」と続けた。

「(ウルグアイ戦で)チャンスを作り出していただけに、さらにゴールが決まっても不思議ではなかった。最後の局面でどうしても他国に見劣りする。ただ、今回の日本は若手を多く招集しているんだろう? 短期間とはいえ、このまま攻撃の連係を深め、少しでも戦術を詰めていけば、次の試合でも間違いなくゴールは生まれるはずだ」

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