米メディアがシンガポール代表の”33セーブ男”を絶賛 日本に敗れてなお鬼神の働きが話題に

0-3で敗戦も15本のシュートを防ぐ

 日本代表は12日に行われたロシア・ワールドカップのアジア2次予選、敵地シンガポール戦に3-0と勝利したが、ホーム&アウェーの2戦合計で、日本のシュートを33回もセーブしたシンガポールの守護神イズワン・マフブードが見せた鬼神の働きが大きな話題となっている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が、「日本のハリルホジッチ監督はシンガポールの33セーブ男、イズワン・マフブードを絶賛」と報じている。

 6月の埼玉でのアジア2次予選初戦で、マフブードは日本のサッカーファンの脳裏にその名を刻んだ。ハリルジャパンが圧倒的に試合を支配するなかで、シュートの嵐を防いだ。そして小柄な守護神の姿は、アメリカで称賛の対象となっている。

 記事では「埼玉での18セーブによるスコアレスドローで名を上げた後、木曜日のシンガポールスタジアムでの0-3の敗戦では、15本のアクロバティックなシュートストップを積み重ねた」と報じられている。

 そして、ハリル監督の称賛のコメントも紹介。「あのGKは今日もまたビッグゲームを見せた。個人的に祝福したい。この2試合でどれだけのゴールを食い止めたんだ。我々は数多くのチャンスを作った。私はもっと強い相手に、ここまでチャンスを作ることができないこともわかっている。こういうボールが滑るピッチでは、ワンタッチでプレーをしなければいけないが、もっとゴールが入ると予想していた」と、指揮官はマフブードを称えたという。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング