東京五輪に導いた超絶カーブ弾 大会公式が動画公開「低空ショットで曲線を描いた」

U-21スペイン代表MFファビアン・ルイス【写真:Getty Images】
U-21スペイン代表MFファビアン・ルイス【写真:Getty Images】

U-21スペイン代表MFルイスの鋭いカーブを描くミドル弾が海外でも反響「ファビアンのゴールを見よ」

 U-21スペイン代表は現地時間22日、U-21欧州選手権のグループリーグ第3戦でポーランドと対戦し、5-0の圧勝で首位通過を達成。出場権のかかっていた東京五輪の参戦を一番乗りで決めた。この試合でナポリMFファビアン・ルイスの決めた超絶カーブショットが海外でも話題を呼んでいる。

 2020年の東京五輪を懸けたU-21欧州選手権は、ベスト4に進出したチームが出場権を獲得するシステムとなっている。スペインは首位ポーランドとの一戦で、前半17、35分と立て続けにゴールを奪って勢いに乗ると、2-0で迎えた同39分、ルイスがスペクタクルな一撃を決める。

 敵陣でボールを受けたルイスはゴール前に守備ブロックを築く相手に対し、左足に持ち替えると、ペナルティーエリア前で力強く振り抜いた。鋭い曲線を描いたコントロールショットは守備網をすり抜け、ゴール左に突き刺した。

 大会公式ツイッターは「ファビアン・ルイスは低空ショットで曲線を描いた」と文章を添え、ゴールシーンを動画で公開。スペイン紙「ラ・ラゾン」は「ファビアンのゴールを見よ」と取り上げており、「エリア外から素晴らしいゴールを決めた」と紹介している。ナポリでも大活躍しているルイスの華麗な一撃を、来年の東京でも見ることができるかもしれない。

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