グリーズマン、名将ペップの勧誘に「NO」 2010年のバルサからのオファー告白
バルサ時代のペップからの誘いを断っていたことを明かす 「本当にモチベーションになった」
今季限りでのアトレチコ・マドリード退団を発表したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、今夏の移籍市場でバルセロナ加入が濃厚とされている。だが同選手は2010年、当時バルサを指揮していたジョゼップ・グアルディオラ監督からのオファーを断っていたと明かしている。スペイン紙「AS」が報じた。
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2014年にレアル・ソシエダからアトレチコに加入したグリーズマン。しかし、当時のグアルディオラ監督は、レアル・ソシエダでのグリーズマンの成長に注目しており、2010-11シーズンを前に同選手を下部組織「ラ・マシア」に入れ、バルサBチームでプレーさせたいと画策していたようだ。
そのプランは、まずグリーズマンには1年間リザーブチームでプレーさせ、その翌年にステップアップさせること。当時のバルセロナは元スペイン代表FWダビド・ビジャ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスの3人を3トップに置き、元スペイン代表FWボージャン・クルキッチとベネズエラ代表FWジェフレン・スアレスがバックアップとして控えにいた。
グアルディオラ監督はその時、すでに2011年にバルセロナに加入するチリ代表FWアレクシス・サンチェスにも目をつけていたが、グリーズマンにはバルサBでノウハウを学び、将来的にはビジャの代わりになってもらいたいと考えていたという。
ところが、グリーズマンは自身の自伝で、そのグアルディオラ監督からのオファーを断っていたことを明かしている。
「レアル・ソシエダ時代、ペップ・グアルディオラは僕にバルセロナと契約してほしかったんだ。僕は20歳だったし、本当にモチベーションになったよ。しかし、たった1シーズンしかトップリーグでプレーした経験がなく、もしバルサに行ったら、(バルサの)スタイルに慣れるためにセグンダのリザーブチームでプレーすることになっていた。だから断ったんだ」
今夏のバルサ移籍が濃厚とされているグリーズマン。バルサは接触を否定しており、沈黙を続けたままとなっているが、果たして最初のオファーから約10年が経ち、契約は実現するのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)