日本代表、エクアドル戦「先発予想」 勝てば8強進出、“中島・久保・三好”の2列目で勝負へ
ウルグアイ戦で2得点の三好、18歳MF久保、“10番”中島の同時起用で勝負
2ボランチは、攻守の要でキャプテンを担うMF柴崎岳(ヘタフェ)はやはり欠かせない。森保監督の信頼は厚く、エクアドル戦でもチームを牽引するだろう。柴崎の“相棒役”は、ウルグアイ戦でコンビを組んだDF板倉滉(フローニンゲン)か。デビュー戦は序盤にパスミスでバタついたが、徐々に落ち着きを取り戻し、組み立てに関与した。ウルグアイDFホセ・ヒメネス(アトレチコ・マドリード)も「試合全体を見てプレーしていた」と評価。身長186センチのサイズも身体能力の高い相手には大きな魅力だ。
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攻撃の鍵を握るのが2列目だ。「10番」を背負うMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)に加え、チリ相手に股抜きや2人抜きドリブルなどで対等に渡り合ったMF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)、ウルグアイ戦でA代表初得点を含む2ゴールを叩き込んだMF三好康児(横浜F・マリノス)と、過去2戦から算出する“ベストメンバー”が名を連ねそうだ。
1トップは、やはりベテランのFW岡崎慎司(レスター)か。チリ戦で多くのチャンスに絡んだFW上田綺世(法政大)、圧倒的なスピードを誇るFW前田大然(松本山雅FC)も選択肢の一つだが、今の岡崎は裏を狙うだけでなく、ボールを収めることにも意欲的にチャレンジし、ウルグアイ戦ではロシア・ワールドカップ以来の先発で存在感を示している。経験を含めた“総合力”に森保監督は勝負を託しそうだ。
エクアドルに勝利すれば、B組3位のパラグアイ(勝ち点2/得失点差-1)を上回り、3位通過で決勝トーナメントに進出できる。南米の地で歴史的な1勝をつかみ取り、王国ブラジルとの準々決勝にたどり着きたい。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)