「ちょっと違うなと」 MF伊藤達哉、ウルグアイ戦で見せた“2選手”のプレーに脱帽

日本代表MF伊藤達哉【写真:Football ZONE web】
日本代表MF伊藤達哉【写真:Football ZONE web】

ウルグアイと激闘、2-2ドローのなかで別格プレー 「岳さんとか岡崎さんが…」

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間20日のコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第2戦ウルグアイ戦で2-2と引き分けた。今大会は未出場が続くMF伊藤達哉(ハンブルガー)だが、ウルグアイ戦のなかで2選手のプレーに「ちょっと違う」と脱帽したようだ。

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 17日のチリ戦で0-4と大敗した日本だが、ウルグアイ戦の戦いぶりは称賛を集めた。序盤から激しい攻防を繰り広げるなかで迎えた前半25分、MF柴崎岳(ヘタフェ)のパスを受けたMF三好康児(横浜F・マリノス)がドリブル突破から先制弾。さらに1-1で迎えた後半14分、DF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)のクロスをGKフェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ)が弾き、三好が詰めて日本が再びリードを奪った。

 その後に追いつかれて2-2ドローに終わったが、FIFAランキング28位の日本にとって同8位ウルグアイとの激闘は大健闘とも言える。ピッチ脇から試合の行方を見守っていた伊藤は、ある2選手のプレーが“効いていた”と分析。「僕が見ていて思ったのは……」と切り出した。

「岳さんとか岡崎さんが体を張って、岡崎さんがファウルをもらってくれたり、岳さんが一個遠く見てプレッシャーを開放してくる。そういうのは見ていてちょっと違うなというのは顕著に出ていた」

 伊藤はキャプテンの柴崎、昨夏のロシア・ワールドカップ(W杯)以来の代表戦となったFW岡崎慎司(レスター)の名前を挙げ、要所でチームを助けていたと振り返る。チリ戦に続き、ウルグアイ戦でも4-2-3-1システムを採用。1トップで先発した岡崎は後半途中からトップ下に移行しても体を張り続け、ボランチの一角に入った柴崎は長短のパスを的確に散らしてゲームを構築した。

 2015年からドイツに渡って研鑽を積んでいる伊藤だが、ロシアW杯に出場した2人のプレーは日本代表のなかでも別格に映ったようだ。

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