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レアル、来季から女子チーム保有へ “銀河系軍団”結成の可能性をスペイン紙指摘
1部昇格チームを約6000万円で買収 ペレス会長は慎重な姿勢を保つ
日本代表MF久保建英、ベルギー代表MFエデン・アザールの加入など、レアル・マドリードの積極的な補強方針に注目が集まっている。その一環として、女子チームの立ち上げにもついに動き出すことになったようだ。スペイン紙「AS」が伝えている。
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プリメーラ・ディビシオン・フェミニーナ(女子リーガ・エスパニョーラ1部)ではバルセロナやアトレチコ・マドリードといった強豪クラブが女子チームを保有。2チームの対戦では女子サッカー史上最多の人数となる6万739人の観客が詰めかけるなどブームになりつつある。
その一方でレアルは2018-19シーズンまで女子チームを保有していない状況だった。しかしスペイン紙「エル・ムンド」によると、アトレチコとバルセロナの盛況ぶりなどを目にしたことで方針を転換した模様だ。「AS」はレアルが前シーズンに昇格を決めたCDタコンというクラブを50万ユーロ(約6000万円)で買収したことを報じており、この動きによって女子リーガ1部にレアルがチームを持つ予定になったという。クラブ側もこの報道について否定していない。
タコンに所属している選手は現状でほとんどの選手が契約更新しており、レアルとの関係性がどうなるかはまだ不透明だ。またクラブを統括するフロレンティーノ・ペレス会長も女子リーガ1部への介入に慎重な姿勢だという。
ただし「AS」は男子チームとともに「すでに他クラブに所属している選手を引き抜き、スタープレーヤーを何人か加入させる可能性もある」と、将来的な“女子版銀河系集団”結成についても言及している。
現在フランスで行われている女子ワールドカップ(W杯)でスターダムに上り詰めた選手、そしてなでしこジャパン(女子日本代表)のメンバーが“白い巨人”の一員になる――。そんな未来が訪れても不思議ではない。
(FOOTBALL ZONE編集部)