19歳GK大迫敬介、スアレス&カバーニに感じた“世界基準” 「強引な体勢から…」
ベンチから戦況を見守るなか、日本ではなかなか体験できない強烈なシュートに驚き
森保一監督率いる日本代表は、現地時間20日に行われたコパ・アメリカ(南米選手権)のグループリーグ第2戦でFIFAランキング8位のウルグアイに2-2と健闘を見せた。ウルグアイFWルイス・スアレス(バルセロナ)、FWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)と世界トップクラスのストライカーのプレーをベンチで目の当たりにしたGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)は、「ちょっと違いました」とシュートに日本人選手にはない部分が存在すると明かした。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
大迫はチリ戦でA代表デビューを飾ったが、前半にセットプレーから先制点を奪われると、後半は最終ラインが崩されて3失点を喫した。続くウルグアイ戦はベテランGK川島永嗣(ストラスブール)がスタメンに抜擢され、カバーニとの1対1でビッグセーブを見せるなど、2-2の引き分けに貢献した。
スアレスとカバーニの強力2トップに関しては、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認で献上したPKでの1点に抑えたが、スアレスは両チーム最多の11本、カバーニもそれに次ぐ8本のシュートにトライ。それぞれクロスバー直撃とあわやゴールのシーンを作るなど、日本にとって脅威であり続けた。ベンチで戦況を見守った大迫は、2人を「やっぱりちょっと違いました」と表現する。
「世界でもなかなかいない選手。前半、クロスバーに当たった(カバーニのミドルシュート)シーンもそうですけど、日本じゃなかなか打ってこないような位置でも、強引な体勢からいいシュートが飛んでくる。ああいうのを見るとポジション取りも難しくなるし、そういう選手がいると頭に入れながらプレーしないといけない。こういう大会だからこそ経験できることだと思います」
GKはウルグアイ戦で活躍した川島に加え、東京五輪世代の代表チームで正守護神を務める小島亨介(大分トリニータ)も控える。24日のエクアドル戦では、再び大迫にチャンスが回ってくるのか。ポジションを争うライバルや対戦国の強力なストライカーたちから多くの刺激を受け、静かに闘争心を燃やす守護神がゴールマウスを守る瞬間を待つ。