トーレス引退会見に母国スペインも注目 「エモーショナルなビデオの放映で始まった」

引退決断の理由や現役ラストマッチについて、スペイン紙も詳細を報じる
サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが23日、東京都内のホテルで引退会見に臨んだ。引退を決断した理由や今後のキャリアについて語った“エモーショナル”な会見の様子をトーレスの母国スペインメディアも早速報じている。
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会見は午前10時にスタート。会場の明かりが暗くなると、スクリーンではトーレスのこれまでのキャリアを振り返る動画が流れた。アトレチコ・マドリードやチェルシー、リバプール、ACミラン時代のプレーが流れたあとには、「ありがとう、トーレス」の文字が浮かび上がった。スペイン紙「マルカ」も「このイベント(会見)はエモーショナルなビデオの放映で始まった」と伝えた。
さらにトーレスが引退を決意した理由として「以前ほどプレーを楽しめなくなった」と語ったことや、8月23日のヴィッセル神戸戦が現役ラストマッチとなることなど、会見の様子が細かに伝えられた。
また、母国スペインでの関心と言えば当然、トーレスの将来的なスペイン復帰についてだろう。会見ではスペイン語の質疑で古巣アトレチコへの復帰について聞かれたが、トーレスは「(アトレチコ復帰の)可能性はあるが、今は考えていない」とコメントしたことが紹介されている。引退後も鳥栖のアドバイザーとしてクラブに残ることが発表され、スペインのファンにとっては少し残念なニュースとなったかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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