18歳MF久保建英、同僚相手に華麗なヒールリフト 大一番のエクアドル戦へ高まる期待
ウルグアイ戦途中出場の久保、第3戦の開催地ベロオリゾンテでの練習で華麗な足技披露
日本代表はコパ・アメリカ(南米選手権)のグループリーグ第2戦でウルグアイ相手に2-2と引き分け、第3戦エクアドル戦の開催地ベロオリゾンテへ移動。25日の練習ではウルグアイ戦で先発したフィールドプレーヤーはリカバリー中心の軽めのメニューで調整し、残る12人はミニゲームなどを行った。18歳MF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)も精力的に汗を流したなか、全体練習終了後に同僚相手に華麗なヒールリフトを見せた。
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チリ戦から中2日で臨んだウルグアイ戦では、スタメン6人が変更。A代表初先発を飾った右サイドハーフのMF三好康児(横浜F・マリノス)が2ゴールを決める鮮烈な活躍を見せ、FIFAランキング8位を誇る南米の強豪と互角の戦いを演じた。
激闘を終えたチームは、翌日にベロオリゾンテへ移動し、22日には現地2日目の練習を実施。冒頭15分のみ公開の予定から、フルオープンに切り替えられたなか、ウルグアイ戦のスタメン組以外はパス回しからミニゲーム、シュート練習などをこなした。
ウルグアイ戦で後半38分から右サイドハーフで途中出場した久保も、ミニゲームでGK川島永嗣(ストラスブール)相手に強烈なシュートを放つなど精力的に調整。1時間強の練習を終えた直後、久保が華麗な足技を繰り出した。
グラウンド中央付近で、待ち構えるMF松本泰志(サンフレッチェ広島)を前に、両足でボールを挟んでジャンプするヒールリフトを披露。ボールはやや左に逸れたが、綺麗な弧を描いて進行方向へとコントロールしてみせた。直後の2回目は、上手くボールを上げることができずに終わったが、3歳年上の先輩と笑顔で談笑するなど雰囲気の良さを窺わせた。
久保は今大会初戦のチリ戦で、MFエリック・プルガル(ボローニャ)を股抜きで翻弄し、後半20分にはMFアルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)ら2人を抜いて強烈な左足のシュートを放った。ウルグアイ戦ではプレー機会自体が少なかったが、グループリーグ突破が懸かる24日のエクアドル戦で再び自慢のテクニックが炸裂するか、期待は高まる。