さらに25歳のスペイン代表GKはチチャリートの点取り屋としての才能だけでなく、高度なプロ意識にも感銘を受けていた。「どんな選手にとってもプレー時間が少ないのを受け入れるのは難しい。僕はマンチェスターに来て、彼から学んだ。彼はハードワーカーで、練習には常に一番に来て、最後に帰っていった。試合に出ていない時でも気を緩めることはなく、常にハードワークしていた」と振り返る。今も連絡を取り続けているという親友への賛辞は尽きなかった。

「彼はプレーする時間を得れば、常に得点を決める。彼は今、自分が世界最高のゴールスコアラーの一人であることを証明している」

　レバークーゼンに移籍し、出場機会を取り戻したチチャリートは今季公式戦14試合で10得点。その傑出した決定力を再び披露している。これまで数えきれないほどの名ストライカーと対峙してきた世界最高のGKデ・ヘアは、復活の元同僚への称賛を惜しまなかった。