マンU、エースFW売却に102億円を要求 インテルと“個人合意”報道も交渉は難航か
コンテ新監督が就任するインテル行きを熱望するルカク 「彼は世界最高の監督だ」
マンチェスター・ユナイテッドはエースストライカーのベルギー代表FWロメル・ルカクの売却を検討している。インテル移籍が噂されているなか、ユナイテッドは7500万ポンド(約102億円)での放出を望んでいると、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
2017年にエバートンからユナイテッドに移籍し、エースとして活躍してきたルカク。今季は公式戦45試合で15得点を決めた。しかし、このオフシーズンは移籍の可能性が浮上しており、本人もイタリアでのプレー希望を公言している。
有力候補に挙がっているのは、アントニオ・コンテ新監督を迎えるインテルだ。ルカクは以前からコンテ監督に対して好印象で、イタリアメディア「スポーツ・メディアセット」では「コンテがインテルに行ったのはいいね。僕にとって彼は世界最高の監督だ」とコメントしている。
すでにルカクとインテルは合意しているとの報道もあるが、財政的な問題から一筋縄ではいかない可能性がある。ユナイテッドはルカクを7500万ポンドで放出したいと考えているという。これは2018年1月にリバプールが獲得したオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクと同等の金額。それだけの資金を用意できるクラブは限られているだろう。
インテルはファイナンシャル・フェアプレーに抵触しないためにも、選手を放出して移籍金を捻出する必要がある。アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの放出が噂されているが、現時点では同選手に他クラブからの具体的なオファーはないという。
イタリアでのプレーを夢見るルカクの移籍は、実現するのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)