守備の要を担うゴディンはウルグアイから2点を奪った日本を称賛「良いチームだった」

　森保一監督率いる日本代表は、現地時間20日に行われたコパ・アメリカ（南米選手権）のグループリーグ第2戦でFIFAランキング8位のウルグアイ相手に2-2で引き分け、勝ち点1を手にした。南米屈指の強豪で守備の要を務めるDFディエゴ・ゴディン（アトレチコ・マドリード）は、「インテリジェンスを見せた」と評し、“良いチーム”と称えた。

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　チリ戦から中2日、森保監督はウルグアイ戦でスタメン6人を変更し、4-2-3-1システムを継続採用。前半25分、MF柴崎岳（ヘタフェ）の絶妙なサイドチェンジからMF三好康児（横浜F・マリノス）がカットインでウルグアイDFディエゴ・ラクサール（ACミラン）の逆を突くと、ペナルティーエリア内で右足を振り抜き、豪快にネットを揺らして先制点をもたらした。

　さらに1-1で迎えた後半14分、MF中島翔哉（アル・ドゥハイル）を起点に左サイドを切り崩してDF杉岡大暉（湘南ベルマーレ）がクロス。GKフェルナンド・ムスレラ（ガラタサライ）が弾いたボールに三好が詰めて2ゴール目を奪う。その後に追いつかれて2-2ドローに終わったが、強豪ウルグアイから貴重な勝ち点1を奪った。

　岡崎や途中出場のFW上田綺世（法政大）ら日本の攻撃陣を苦しめたゴディンは、試合後の取材エリアで記者陣の質問に二つだけ対応したなかで、日本の印象について語った。

「世界の裏側から来たというのに、彼らはインテリジェンスを見せたし、試合を最後まで戦う姿勢を見せていた。良いチームだったと思う」

　ウルグアイ代表通算100キャップ以上、ワールドカップ出場3回を誇る百戦錬磨のセンターバックは、日本の組織的なプレーと諦めないメンタリティーを高評価。昨年10月には国際親善試合とはいえ3-4で敗れているだけに、日本の実力を認めていた。