ナポリがハメスへ60億円超オファー? 「1年レンタル+買取オプション」でレアルと交渉か
ハメスの恩師が率いるナポリ 1年間は期限付き移籍、来夏に買取オプション行使か
コパ・アメリカ(南米選手権)に参戦中のコロンビア代表FWハメス・ロドリゲスに対して、イタリアのナポリが今夏の移籍市場で1年間のレンタル移籍で1000万ユーロ(約12億円)のオファーを提示したようだ。来夏に4000万ユーロ(約49億円)で買い取るオプションも付いている模様だと、スペイン紙「マルカ」が報じた。
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ポルトやモナコで活躍したハメスは、大きな注目を集めてレアルへと移籍を果たし、3シーズンで2度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇を経験したが、自身のポジションを確立できず。昨季にはバイエルン・ミュンヘンへ期限付きで移籍し、初年度こそ結果を残したものの、今季はチームの中心となることができず、来季は保有権を持つレアルへ戻ることとなった。
とはいえ、ハメス自身は主力として定期的に試合に絡めるチームへの移籍を望んでいるとされ、現在行われているコパ・アメリカでは評価を上げていることもあって、今夏に別のチームへ移籍するのでは、と伝えられている。
そこで目をつけたのが、2014年にモナコからレアルへとハメスを引き抜き、バイエルン時代にも彼を指導していた経歴を持つカルロ・アンチェロッティ監督率いるナポリだ。
イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によると、ナポリは今夏の移籍市場でハメス獲得に対して1年間のレンタル移籍で1000万ユーロのオファーを提示したとされる。またこのオファーには、来夏に強制的に4000万ユーロで獲得する買い取りオプションが付いている模様だ。ただ「マルカ」は、レアルに関してはより高い評価をされるべきだという主張と、今夏にまとまった金額を手にしたいことから完全移籍を望んでおり、いまだこのオファーには同意していないとしている。
ハメス自身は新たなチームでの活躍に関心を寄せていると伝えられているが、かつて指導を受けた恩師が率いるナポリへの移籍が決まることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)