「日本×ウルグアイ」パス成功率ランキング 出場26選手中栄えある1位に輝いたのは?

「日本×ウルグアイ」パス成功率をランキング化【写真:AP】
「日本×ウルグアイ」パス成功率をランキング化【写真:AP】

柴崎が85.4%で堂々の両チーム1位 アーセナル所属のMFトレイラを上回る

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間20日に行われたコパ・アメリカ(南米選手権)のグループリーグ第2戦でウルグアイに2-2と引き分けた。データ分析会社「オプタ」は試合後に両チームのスタッツを公開。FIFAランキング8位を誇る南米屈指の強豪にボール支配率41.9%、デュエル勝率35.0%と劣勢を強いられるなか、MF柴崎岳(ヘタフェ)が出場したフィールドプレーヤー全26選手のなかでトップのパス成功率「85.4%」を記録した。

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 試合は前半25分、柴崎の絶妙なサイドチェンジからMF三好康児(横浜F・マリノス)が切れ込み、強烈な一撃を決めて先制。直後の同32分、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認により献上したPKからFWルイス・スアレス(バルセロナ)に同点弾を許した。

 後半14分、DF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)のクロスをGKフェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ)が弾き、三好が詰めて再びリード。しかし同21分、CKからDFホセ・ヒメネス(アトレチコ・マドリード)に決められ、2-2のドローに終わった。

 コパ・アメリカは試合後にデータ分析会社「オプタ」集計のスタッツを公開。パスに絞って見てみると、ウルグアイはパス成功率73.8%(469本中346本成功)だったが、これはロシア・ワールドカップ後10試合目にしてワーストの数値だという。個人での成功率トップは、右サイドバックでスタートし、途中から逆サイドへ回ったDFマルティン・カセレス(ラツィオ)の82.4%。プレー機会(96)とパス総数(69)が最も多かったのは2ボランチの一角を担ったMFロドリゴ・ベンタンクール(ユベントス)だった。

 一方の日本は、パス成功率72.7%(344本中250本成功)とウルグアイを下回ったものの、柴崎はこの試合に出場したフィールドプレーヤー全26選手の中でトップとなる85.4%をマーク。ボランチのコンビを組んだMF板倉滉(フローニンゲン)がアンカー気味の位置取り、柴崎が前気味にプレーすることでボールを握られながらも要所を締めたゲーム運びをしていた。ちなみに、プレー機会(78)とパス総数(54)のトップはA代表デビューを飾った板倉だった。

 グループリーグ突破が懸かる24日のエクアドル戦は、よりプレー精度を高めて今大会初勝利をつかみたい。

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